こんにちは ルート610 スタッフ岡島です。先週は台風に地震とあちこちで被害がありましたが、皆さんお元気ですか。
さて、先週の火曜日から厚木にあるスペシャライズド本社でSBCUに行ってきました。SBCUとは「Specialized Bicycle Components unibersity」の略でいわゆる「スペシャライズド大学」です。3日間スペシャライズドの商品を見て、触って、体験して、学んできました。そもそもなんでそんな講習会たるものがあるのか。スペシャライズドの商品は、表に出てないだけで実は素晴らしい技術が詰め込まれています。例えばボトルひとつとってもそうです。「Purist」と呼ばれるこの商品は、サトイモの葉が水を弾く原理を特許技術として採用。サッと水洗いをするだけで汚れが落ちます。他社製品のボトルを使っていた時、中が薬品のような樹脂の嫌な匂いを経験された方、いらっしゃるのではないでしょうか。スペシャライズドはそういった匂いの元を絶つほかにも、発がん性物質「BPA」がフリーです。グラスに注がれた水をライドしながら飲む事ができます。このような素晴らしい技術が入ったたくさんのスペシャライズド商品の知識を学ぶためにSBCUがあります。
商品のこと以外にも、スペシャライズドの歴史やバイクの性能、サドル、シューズといったボディジオメトリーフィット製品等、沢山のことを学ぶ事ができます。 1日目は店長に車で厚木まで送って頂き、お昼過ぎに本社に集合。私以外にも千葉県や石川県、愛媛、岡山からサイクルショップの方々が来られていました。それにしても店長の顔の広さにはビックリします。「あぁ、武藤さんのとこのね、」とよく声をかけて頂いてなんだか有名人になった気分。さらに社内はコーヒーやお茶、コーラが常に飲み放題です。授業に集中して取り組むには最高の環境でした。 カリキュラムはまず、スペシャライズドの歴史から始まります。70年代、アメリカの大学を卒業したマイク・シンヤードさんは「はぁ、俺サラリーマンになりたくないなぁ」と思い立ち上がります。所有していたワーゲンバスを1500ドルで売り、そのお金でヨーロッパ貧乏旅行を始めたマイク。当時ヨーロッパでは自転車が大盛り上がりで、逆にアメリカでは自転車のパーツがとても貴重なものでした。そこで運命の人物「チノ・チネリ」と出会い「パーツを売ってくれないか!」とビジネスを申し込みます。チネリから買ったパーツをアメリカで売りきると、またチネリに頼み込みます。それを繰り返しビジネスは拡大。いつしか一大コンポーネントメーカーとして成長し、今のスペシャライズドに至ります。発売して2ヶ月で完売した「初代スタンプジャンパー」、カーボンチューブとアルミのラグで当時特許技術を取得した「アレーエピック」など、当時のバイクのマニアックすぎる授業は面白かったです。その後は現在のバイク3種ターマック、ヴェンジ、ルーベの作成秘話が公開。「フォークの根元の形を変えるだけで人がよく進むと感じてしまう」と言った結果が有るのですが、これには衝撃的でした。 午後6時に講習が終わるとみんなで中華屋さんで乾杯!初めての回るテーブルと、サイクルショップの方々といろんな話が聞けて楽しかったー。解散後もホテルの一室で愛媛のサイクルショップの方と夜遅くまで話しこんでしまいました。 2日目は午前中、ボディジオメトリーフィット製品について学びました。サドルとEDの関係性や、プロ選手も愛用しているスペシャライズドのシューズなど、実際に科学的検証したデータとともに紹介。そこまで検証するのかのかスペシャライズド…。 午前の研修が終わると試乗車に乗ってランチタイムライドに出かけました!厚木の自然を遠目で眺めながら走りました。
ちょっと風が強かったのですが、ディスクブレーキの「ターマックSL6」と「新型ヴェンジ」の両方、1時間ずつ乗ることができました。
「ターマックSL6」は登って下れるオールラウンドバイク。プロ、アマチュア、どんな方でも安全に正確なラインで速く走れるよう、高いハンドリング性能を追及して設計されていて、実走で十分体感する事出来ました。さらに、ディスクブレーキになりリムブレーキに比べて低重心化に成功。元々のフレーム重量と相まってダンシングの振りがとても軽く、気持ち良いテンポで急な上り坂もクリアできました。もちろんブレーキの制御力は言うまでもありません。軽いタッチでバイクをコントロールできました。さて、もう一台「NEWヴェンジ」です。(こちらは以前ブログに載せた記事がありました。) ヴェンジが目指したのは空力性能を高めつつ、軽量でより扱いやすいバイクです。一般的にエアロ性能を求めパイプを細めると剛性が落ちてしまいますし、逆に剛性を上げると快適性能が低下してしまいます。更にハンドリング性能を高めるとヘッド重量が増加してしまい・・・。そういった相反する性能を高次元で突き詰めたバイクこそNEWヴェンジでした。 試乗した日は強い風が吹いていましたが、こんなリムハイトの高いホイールにエアロロードバイク・・・でもターマックより楽に走れてびっくりしました。横風でもエアロロードバイクの方が空気抵抗は少ないことは実験済みですが、あくまでエンジンは人間。いかに効果的に走れるバイクであっても、乗る人が納得するバイクでなければ速く走れない。それを含めてロードバイクは難しくて面白いんだとSBCUの渡辺先生は力説していました。 それからヴェンジについているホイール「ロバール」の「CLX64」と、ハイトの低い「CLX50」に変えて走る機会も有りました。CLX50の方がホイールが軽くて足あたりが優しいようにも感じましたが、やっぱりCLX64の方が平坦も上りもトータルでみたときヴェンジにあうんじゃないかなぁと。正直もうちょっと乗らないとなんとも言えませんでした。 ライドも終わりスペシャライズド本社に戻るとなんと、広いシャワールームが!もう「スペシャライズドに住めちゃうじゃん」と思いました。 午後からはオンラインストアーの説明とスペシャライズドのビジネスの在り方など、堅苦しい授業が続き眠気MAXの雰囲気でしたが、村田さんという綺麗なお姉さんがアパレルについて講習が終わると突如拍手喝采。今まで授業をしていて拍手が一度もなかった渡辺先生がかわいそうでした。 2日目も終わると今度は何人かで焼肉屋さんにいきました。牛肉ばっかり食べていました。 

そしていよいよ最終日!今大好評のスタンプジャンパーが登場しました。当店でもその人気は凄まじく店長も購入したほど。スタンプジャンパーはロードバイク同様「FEI」とよばれる「バイクにどんな力がかかっているのか」を測るセンサーをつけて測定したうえで開発。前三角を一つのパーツにすることで衝撃に強く軽量に仕上げました。また小さいサイズでもロングボトルがサスペンションに当たらないよう設計。素人が聞いてもスペシャライズドの技術力がすごいと感じました。
スタンプジャンパーの興奮が冷めぬまま、次はタイヤとホイールについてです。スペシャライズドはタイに巨大なタイヤ工場がありそこでタイヤは製造されています。また多くのプロ選手からのフィールドバッグをうけて設計されているのも特徴です。タイヤのコンパウンドなども、その年その年により変えているそうです。タイヤの製造はほとんどが手作業で、ロゴ貼り付けまで手作業で行われているのがすごいと思いました。ゴムの見本を触らさせて頂きましたが、引っ張ってもちぎれない丈夫さでした。
その後は当店にもある「リテュールマッチ」の講習を受けました。これから自転車をはじめたいという方にピッタリなフィッティングマシーン。フィッティングを気軽に、アトラクションのように、楽しく、出来るそんな機械がマッチです。何方でも無料で出来るのでご興味のある方はぜひお待ちしております。こんな感じで2泊3日のSBCUが終了しました。念願の修了賞を頂き、店内に飾って頂いて最高です!SBCUの渡辺先生はじめ、中西先生、皆さんありがとうございました。今回学んだ事はまだまだたくさんあります!その他の内容は今後Facebookやお店で紹介できたらいいなと思っています。こうご期待!!気になった方は気軽に声をかけて下さいね。お待ちしております。

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