こんにちは、ルート610スタッフ岡島です。いやー今日も寒いですね。さて先週の火曜日から3日間お時間を頂きまして、スペシャライズド大学「SBCU」へ研修にいってきました。今回はフィッティングの最先端である「リテュールフィット」についてです。何やら難しそうな内容ですが、要は「ライダーの感覚とデータをつかって一人ひとりにあったポジションを提供する」システムです。早速フィッターの資格を取得するべくスペシャライズド厚木本社へ向かいます。まず教室に入ってびっくりしたのが同年代の方がいないことです。それもそのはず19歳のフィッターは史上最年少とのこと!初めは緊張しましたが、受講者の方々とは授業後のディナーですっかり仲良くなりました。初日はリテュールフィットの歴史や解剖学、生体力学などの座学。2日目は実際にリテュールムーブを操作し、ライダー側とフィッター側を体験します。最終日はフィッティングしたポジションを試乗車で再現し、そのバイクでライドをしました。

今回三日間講習をしていただくのはSBCUの講師でもあり、リテュールフィットのスペシャリストでもあるコウジ先生です。2月にも関わらず半そでスタイルでした。

ここで簡単にリテュールフィットの流れを紹介すると、まずはアセスメントから始まります。ライダーの病歴やスポーツ歴、ライド時の悩み、今後の目標をインタビューし、次に体の柔軟性や関節の可動域を計測していきます。例えばスタッフ岡島がライダーの場合、「長時間ライドしていると発生する腰痛を改善して、今年の秋にあるツール・ド・沖縄140キロ完走」を目指します。このような要望の場合、長時間乗車してもパフォーマンスを維持できるポジションが私の最終的なゴールになるわけです。

アセスメントが完了したら今までのポジションを再現したリテュールムーブに乗り、フィッティングを開始。関節部に張り付けたLEDハーネスがPC上に出現し、膝や腰などの角度も数値として出力されます。この数値をもとにライダーにあったポジションにあわせていきます。普段あまりできないサドルやハンドル、シューズを違うものに試せるのもリテュールムーブの特徴です。

終始笑顔の絶えない武藤店長。去年もSBCUの講習は受けてはいますが、1年たった今回でもサドルの高さは若干変わり、さらにペダルをまわしやすくなったそうです。
続いて私も検体をしたのですが、結果から言うとなんとサドルの高さが3センチも下がりました!私の場合、柔軟性がそれほど高くはなかったので、ハンドルの位置もあがりましたし、サドルもシューズのソールも全部変わりました。そうすることで今まで不安定だったフォームが一気に変わり、腰も、膝も、ペダリングもすごく自然なものになりました!見た目も乗っていても明らかに違いが明らかなので、とてもわかりやすい検体だったのではないのでしょうか。

上の画像は実際にフィッティングした後の私のデータです。数値がすべてレンジの範囲に収まっています。ただ、もちろんデータも重要ですが、大切なのはライダーの感覚です。数値にこだわらず一人ひとりにあったポジションを見つけることがリテュールの最大の特徴です。それらがかみ合って初めて、バイクを新しいポジションに変えます。またたとえ元のポジションに戻したくなっても、計測したデータがあるので戻せます。これも他のフィッティングとリテュールの大きな違いです。

こんな感じでフィットが完了した最終日は、ランチタイムライドにいってきました。ありがたいことに情報解禁された新型12速「スラム・レッドeTAP AXS(アクセス)」をデビュー当日に拝見できました。こちらはAXSを搭載したターマック。カタログではわかりずらいですが、フレームはシルバーのグラデーションがかかっていて美しかったです。写真のものはギア比がフロントが48/35、カセットは10‐33という構成でした。気になった方はぜひお尋ねください。

3日間の講習を終え、フィッターの修了書を2つともルート610まで持ち帰ることができましたー!リテュールムーブもすでに完成しているし早く実践したいところではありますが、店内の機材の配置をどうするかなど色々試行錯誤している段階です。しっかり勉強してこの春にはサービスインする予定です。もうちょっと待っててくださいね。ほかにもおみやげ話がたくさんあるので、ぜひご来店くださいませ!お待ちしております。

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