最近のスポーツバイクには、ほぼ全てに「ディスクブレーキ」が付いています。このディスクブレーキにも2タイプの構造があります。
油圧式(ハイドロリック)ディスクブレーキ
![](https://route610.com/wp-content/uploads/2021/10/21_emonda_sl6_disc_04.jpg)
自動車・モーターバイク同様、油(オイル)の動きを利用して制動している「油圧式(ハイドロリック)」。油の力でピストンを押しブレーキをかけるので力が逃げず、コンディションに左右されずよく止まります。以前は高額なバイクにしか付いてませんでしたが現在はほぼどのグレードのバイクにも装備されています。
機械式(メカニカル)ディスクブレーキ
![](https://route610.com/wp-content/uploads/2021/10/mechanicaldisc-1024x768.jpeg)
もう一つは他の自転車同様、ワイヤーを引っ張ることにより制動している「機械式(メカニカル)」があります。こちらは油圧より力が逃げやすいので、ある一定の条件を超えると効きが悪くなる傾向にあります。ただ油圧式にくらべ構造等がシンプルなので価格が安いのが魅力です。入門用のマウンテンバイクやクロスバイクに装備されている事が多いです。